別にアナリストでもなんでもないので、大げさな話をするわけではないのですが、最近の動向からチョットだけ相場見通しを探ってみたいと思います。 アナリストでもエコノミストでもありませんので、一ファイナンシャル・プランナーの戯言と聞き(読み)流して下さって結構です。

上図は日経平均の昨年暮れからの動きを示しています。 3月17日に底を付けてから、基本的には上昇傾向で来ていました。 が、先週の動きなんかを見ていると、どうも14,400円どころに壁があるように見えます。 実は、価格帯別売買動向から14,000円を抜けると真空地帯に入るので、一気に15,000円を目指すのではないかと思っていました。 また、その様な可能性を暗示するかのような上昇を示していました。 しかしながら、ここに来て上値が重くなってきているようにも見えます。
そこで、当面の動向としては「14,400円の節目を抜けると一気に15,000円を目指す動きになるが、節目を抜ける事ができなければ13,000円近辺まで戻す事が予想される。」と思っています。 まぁ、3月17日から一気に駆け上がってきた部分はあるので、二番底を付ける意味でも丁度良い調整だとも言えます。 今月中に調整した方が、年後半の上昇には良いのではないかとも思っています。

同様にドル円は105円50銭のところに節があるように見えます。 4月半ばからは102円60銭〜105円50銭のボックス相場となっており、ここを上抜けるか下抜けるかで大分変わってきます。 上抜ければ108円台までは上昇(円安)するのではないかと思っていますし、逆に下抜ければ98円台まで下落(円高)する事も予想されます。
こちらも二番底を付けずに上昇(円安)してきていますので、一度下落して二番底を付けると年の後半は気持ちよく上昇できるのではないかと思っています。 一つキーになるのは、欧米の銀行・証券会社の中間決算の動向で、それ次第で大きく動く可能性はあるのではないかと思っています。
いずれにしても、年の後半はサブプライムローン問題解決の糸口が見えてきて、相場は上昇するのではないかという読みをしています。 従って、以前も書きましたが日本株や先進国株の投資信託商品は、そろそろ底打ちなのではないかと思っております。 ただ、ここで一気に資金を投下するのはお勧めできません。 投資タイミングも分散しておいた方が良いのではないかと思っています。 自分自身は、以前も書きましたが(一気に投下する資金もないため)積立という方法を使ってコストの平準化をしています。
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