投資をする上で絶対に避けたいのが「高値掴み」という事態。 高値で購入してしまうと言うことは、リスクが大きくてリターンが非常に少ない状態にあるので、絶対に避けたいところです。 投資の世界では「知ったら仕舞い」という格言があります。 みんなが知ってしまったときには「時既に遅し」で、全てはお終いという意味です。 類似の格言に「噂で買って、ニュースで売れ」と言うのもあります。
例えば、BRIC’sという新興4ヶ国(ブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字でBRIC)のグループを扱った投資信託商品がありました。 これなんか、基本的に新興4ヶ国の株価水準がかなり高いところに来た状態になってから、マネー雑誌などで取り上げられるようになって相当売れたようです。 でも、インド・中国の株価の下落状況を見れば「知ったら仕舞い」であることが良く判りますね。
最近の例では、コモディティ(商品)を扱った投資信託などは、その典型になるのではないかと思っています。 急騰した穀物類などのコモディティを元に設定された投資信託商品ですけど、何となくですが「そろそろかな?」と思っています。 コモディティ関連は多少は上昇するでしょうけど、上昇の原因になっている理由の一部として、米国の急速な利下げによる金余りが挙げられています。 米国の従来の対応からすると、現在問題になっているサブプライムローン関連が落ち着いたところで一気に金利を上げるでしょうから、投機資金がコモディティ市場から引き上げる可能性が高いんですよね。 そうなると、たぶん実需を反映した適正なレベルまで価格が落ちてくるのではないかと思っています。
基本的に、投資信託商品の設定は遅いので、設定されてからすぐに買って、高値圏だと思ったらすぐに売らないと損失を出してしまうことになりかねません。 テーマ性の高い投資信託商品などもそうですが、特定の業種などに偏った商品なども要注意と考えた方が良いでしょう。
老後のための資金を運用するために投資信託に手を出すならば、「知ったら仕舞い」的な商品には手を出さない方が無難ですし、銀行などの窓口で進められた際には執拗にリスクを聞き出すことが重要です。 恐らく、銀行員など窓口で商品を勧める人たちには十分な知識がないので、まともな説明はできないでしょう。 その様な商品には絶対に手を出してはいけません。 また、ファイナンシャルプランナーから勧められた際にも同様に、充分かつ満足のいくリスク説明をしてもらいましょう。 たぶん、自分で商品研究(投資)をしていないファイナンシャルプランナーは説明できないでしょうから、そのようなファイナンシャルプランナーとは縁を切った方が良いと思います。