2007年末より、世界の株式市場および為替市場が乱高下を繰り返しています。 まぁ、基本的には下降トレンド(円高トレンド)なので、日本で生活している者にとっては非常に厳しい状況なワケですが...
先日のFRB(連邦準備制度理事会)による緊急FOMC(連邦公開市場委員会)でのFFレート(政策金利)の75ベーシス(0.75%)の利下げというサプライズも、結局のところ1日持たずに効力が失われてしまいました。 そんな中、ここ数日話題になっていたモノライン(金融保証会社)問題に対して、モノラインへの救済策を当局と銀行団が協議したと発表された事を受けて、NY市場は大幅反発となっています。 また、若干ですが円安方向に動いています。
アメリカの当局も、流石にバカではないので日本での「失われた10年」を知っているわけですから、今後も次々と対策を打ってくる事が予想され、またマーケットの乱高下が続く事も予想されます。 株式投資に興味がない方も、為替投資に興味がない方も、当面は経済ニュースに注目しましょう。
今後の予定
- 1月28日
- ブッシュ米大統領一般教書演説
- 1月29〜30日
- 定例FOMC
- 2月9日
- G7(先進7ヶ国財務大臣・中央銀行総裁会議)