分散投資に関して、世の中では大ざっぱに「国内の株式、不動産、債券」と「外国の株式、不動産、債券」という6つの分類で考えるケースが多いようです。 しかしながら、あまりに大ざっぱすぎるのも良くありません。 例えば、外国という括りで見ても「先進国」と「新興国」に分かれますし、新興国だけ見ても今現在成長中のBRICsと、次に成長するであろうといわれているNEXT11に分かれます。
例えば、安定的な運用先として「先進国の債券」を選択し、中期的な成長を目指して「BRICsの株式」を選択するとか、それぞれの投資スタンスや年齢、資金に合わせていろんな組合せが発生します。
国内株式だけを取ってみても、東証一部の大型株をターゲットにするのか、新興市場の小型株をターゲットにするのかで、運用成績は全く異なってきます。
自分の場合だと、「東証一部の大型株」を組み入れている投資信託と、「各二部市場、JASDAQの株」を組み入れている投資信託の2種類を持っていますので、自分で直接投資(短期運用)するのは新興市場の株というように分けて考えたりしています。 要するに、投資信託でカバーできていない部分を自分で運用する、あるいは、自分で運用する部分を外した投資信託を購入するというようにしないと、本来の意味での分散投資になりません。
細かい話になるのですが、購入しようとする投資信託が何をターゲットにしているのかは目論見書に書いてあります。 目論見書は非常に膨大な量の文書ですが、これを読まずしては投資信託を購入する事は出来ませんし、自分の投資スタンスに合致しているのかとか、既に持っている投資信託とかぶらないかとかが判りません。
適切な資金の運用には、それなりに自分でも勉強する必要があります。 もし、判りやすく説明して欲しいという場合には証券会社の窓口とか、銀行や郵便局の窓口で詳しく説明してくれます。 金融商品取引法により、キチンと理解させないと商品を販売できなくなりましたので、窓口の担当者も必死に教えてくれます。 それでも、サポートが必要ならばファイナンシャル・プランナーの門を叩きましょう。 たぶん、多くのファイナンシャル・プランナーはキチンと説明してくれるはずです。
自分の場合は得意分野は資産運用の部分なので、それなりにサポートはできると思います。 来年2月には有料相談もはじめる予定ですので、詳しく説明させていただくつもりですし、年間サポート契約みたいなものも用意しようかと考えています。 それまでは、簡易な説明にはなりますが無料相談にて受け付けておりますので、お気軽に御相談をお寄せ下さい。