既に多くの皆さんが投資信託で運用をされている事と思います。 また、気が付いていなくても確定拠出年金などで、結果的には投資信託での運用に手を染めていらっしゃる方も多い事でしょう。
皆さんは、自分の投資信託に関してポートフォリオを考えた事はあるでしょうか? 何か特定の商品に偏ったりしてはいませんでしょうか? あるいは、御自身で既に行われている投資と、かぶっている商品で構成したりはしていませんか?
投資信託のメリットは、比較的少額から分散投資を行う事が可能であるという点にあると思います。 例えば、バランス型投資信託に資金を拠出すれば、それだけで何も考えずとも分散投資になりますし、いろんな商品に分散して資金を拠出する事で、自分で考えながら分散投資を行う事が可能になります。 分散投資というのは、様々なリスクを総合的に低減するために必要な考え方だと思って良いでしょう。
参考までに、私が購入している商品のポートフォリオを貼っておきます。
これを見て判るとおり、投資信託商品としては海外物に偏った構成になっています。 それは何故かというと、自分自身で国内株式に投資をしているため、投資信託商品として国内株式にウェイトを置く必要がないと言う事があるからです。 実際、長期で考えている国内株式投資に関しては東証銘柄を中心に株式の購入を行っており、それを入れると国内物と海外物が半々になるようになっています。
海外株式の商品に関しては、自分自身の年齢を考慮しアクティブに運用したい事から、新興国を対象とした商品を購入しています。 ここの部分に関しては、年齢が上がって行くに従って、先進国を対象としたインデックス型の商品に切り替えていく事で、安定的な運用をしてリスクを低減していく事になります。
このように、投資をされる方の年齢や、リスクをどれだけ取れるのかによって商品構成を考える必要があると共に、運用をしていく中でも何年かに一度は見直しをしていく必要があります。 ただ、実際に商品構成を考えるときには、目論見書などを良く読んで商品の中身を理解する事が大切になりますので、難しいものもあると思います。 そんな時には、投資・運用に関して得意な、独立系ファイナンシャル・プランナーに相談をされると良いでしょう。 適切なアドバイスを貰えると思います。
投資や資産運用という視点のみならず、確定拠出年金で会社での年金運用を個人に任されている方なども、ファイナンシャル・プランナーにアドバイスを貰った方が、キチンとしたポートフォリオを考える事が出来て良いのではないでしょうか。 これを機会に、見直してみてはいかがでしょうか。