以前も書きましたが、自分自身も先月より日本株投資信託(日経平均連動型インデックス投資信託)の積立を始めています。 その時は未だ上昇傾向に入るというのは懐疑的だったのですが、ここ2週間くらいの動きを見ていると上昇相場入りを始めているようにも見受けられます。
上図は日経平均の昨年夏からの動きを示しています。 ちょうどサブプライムショックの直前くらいから今日までの動きを示していますが、昨年10月くらいから一直線に下降トレンドを描いてきました。 トレンドラインと平行線をダークイエローで書いていますが、そのトンネルの中を下落していっているのが良く判ると思います。 赤の実線は25日移動平均線を示していますが、これも殆どの部分で下降してきているのが判ります。
それが、先週くらいからトレンドラインを上抜けして、一目均衡表の雲と呼ばれる青色の縞々の部分を上に抜けてきました。 また、25日移動平均線も顕著に上向きになっているのが判ると思います。 下図は最近の動きが判りやすいように拡大したものです。 矢印で示している赤の実線が25日移動平均線となります。
実は、まだ自分自身は懐疑的であるのですが、日経平均が14,000円を抜けると真空地帯と呼ばれる価格帯別出来高の非常に少ない価格帯に入ります。 この部分は、抵抗するもの(売り物)が少ないために、スーッと一気に抜ける可能性がある価格帯とされています。 そうなると、ほぼ一気に15,000円を目指す動きとなる事が予想されています。
もちろん、懸念材料であるサブプライムローン問題は解決したわけではありません。 特に、差し押さえを受けるであろう債務者の数が夏にかけて急増すると言われていますので、決して安心できる材料が揃ったわけでもありません。 一つの物の見方として、日経平均が上昇トレンドに入った可能性を示したのと、日本株投資信託の積立を行うのならば始めるチャンスかもしれないという予測を示したに過ぎません。 が、日々、こういった情報を仕入れていく事によって投資信託商品の買場を見つけ出す事ができるのではないかと思っています。
※ 注意事項 ※
本エントリは特定の商品の購入を推奨するものでは決してありません。 また、投資信託商品に関しては元本割れリスクというものが必ずつきまといます。 あくまでも、投資は自己責任で行いますよう御願いいたします。