ここ2〜3日で随分下がったドル円相場ですが、下値はどのくらいになるのかチャートから読み解いてみたいと思います。 少々見難いですが、1999年1月以降の月足チャートを書き出してみました。 クリックすると多少は大きくなりますので、興味がある方は大きい方の画像を見て下さい。
これによると、昨年の7月くらいから下降トレンドに入っていることが読み取れます。 そして、当面の下値メドとしては2005年1月に付けた101.67円と1999年11月に付けた101.26円であることが読み取れます。 特に1999年以降は101円台に突入したところで反発している事が判ります。
表示しているチャートではここまでしか読み取れないのですが、別のチャートを使って読み取ると101円を切った場合には1994年に付けた96円台が下値メドとなります。 これを切ってしまうと、恐ろしいことに1995年4月に付けた79円台まで支持線らしきものが見あたりません。
こうして考えると、今月中に101円台を付けてしまった場合には、年内に96円台というのも覚悟しておかなければならないと言う事になるのではないでしょうか。 少なくとも、ドル円は下降トレンドにあることに変わりはないので、想定しておいた方が良いラインかもしれません。