3級ながらも資格を取ったからなのか、最近はファイナンシャル・プランナー(FP)が書いている記事やブログを、良く見るようになった。 そこで思ったこと・大変気になったことを書いてみたいと思います。
自分が株式投資や外国為替証拠金取引(FX)、投資信託をやっているから余計に気になる所なんだけど…
少なくとも僕の目に付いたFPが回答を寄せている記事を見ると、良いところばかりしか書いていないのが大変気になる。 確かに、低金利時代ゆえに投資の方が利回りがよいのは確か。 ただ、利回りがよいのには理由があって、損失(元本割れ)を生じる恐れがある商品だから、巧く運用できれば利回りも良いんですね。
リスクというと損失を被るときにしか使わないのだけど、本当の意味は違う。 リスクが高いと言うことは、高いリターンも期待できると言うこと。 だからといって、金融商品の知識がない人に対して、ハイリスク商品を勧めるのは悪徳金融機関とやっていることは変わらない。 それって、独立系FPが守るべきモラルを守っていないと言うことだ。
「上級FPでございます」と言う人たちが書いている金融商品に対する説明に関して、「この人達は本当に判っているのか?」と疑問に思うのは僕だけではないはずだ。
昨日目にしたのは、某新聞社が出しているフリーペーパーの特集記事。 「CFP(R)でございます」と言う方が書いているのだが、株式投資に関する記事の内容には驚いた。 中・長期保有を勧めているのは良いとしても、倒産リスクなどの説明が一切なされていない。 一度、株を購入したら何も考えずに持ち続けても良いように書かれている。
でも違う。
上場企業であれども、倒産リスクは避けて通れない話だ。 そのリスクを軽減するためには定期的(原則として毎日)に情報を収集して経営状態がよいことを確認しなければならない。 また、株価下落要因に直結するような情報を適宜収集して、市場が開いている間はリスクの軽減に努めないといけない。 そういった、自助努力があってこそ、損失リスクを低く抑えることが可能になるのだ。
そういった、ある意味重要事項と言っても良いようなことが何も語られていないのである。 そのFPの言う言葉を信じて、適当(初心者は株価が安いものから入りやすい)に株を購入して何も考えずに持ち続けたとしましょう。 その株が単なる紙切れになったら、一体誰が責任を取るのだろうか? 投資は自己責任と良く言われる。 しかしながら、損失リスクの説明をしないFPにも責任の一端はあるように思える。 少なくとも、原稿料を貰って記事を書いているのであれば、責任は免れ得ないのではないだろうか。
世の中にはそういった、重要事項の説明をせずにメリットのみを列挙して投資を勧めるFPが多い。 これから、FPに相談しようと思っている方は、FPの言うことを斜めから見て、デメリットの説明を引き出すことが重要だと思う。 特に有料相談をしている場合には料金を払って回答を得ているのだから、的確な回答を求めるためにも、投資のメリットしか説明しないFPには何度も畳みかけるように説明を求めて、デメリットに関する回答を引き出しましょう。 相談料が勿体ないです。