2011年の東日本大震災以降、BCP(事業継続計画)について多く語られるようになってきました。ただ残念なことに、そこで語られる内容は大企業を意識したものが殆どでした。たまに、中小企業向けに語られることはあっても、内容を精査すると大企業向けをスケールダウンしただけで、中小企業の実態に必ずしも合ったものではありませんでした。ましてや、個人商店向けに語られることは皆無です。
しかしながら、実は、災害以外でも日常起こりうる障害に対応した事業継続計画を考えなければならないのは個人商店なのです。ここは、語られることが決してないのですが、とても重要なことなのです。
例えば、通信販売をしている個人商店があったとします。そこを管理しているのは1台のパソコンだけだったとしましょう。そのパソコンが壊れたらどうしますか?
おそらく、殆ど全ての方は家電量販店などでパソコンを購入されていることでしょう。その場合、あまり意識はされていないのですが修理はセンドバック方式(メーカーに送り返す方式)です。となると、修理には数日かかってしまうでしょう。その間、通信販売は停止しますか?出来ませんよね?でも、1台しかパソコンがなければ、修理に出すか新品を買いに行くかの二者択一になってしまいます。いずれにしても膨大な労力、もしくは日数が必要になってしまいます。
弊社では、アドバイスを求められると必ず「業務用パソコン」を提案致します。それは、先のようなケースでも数時間だけ我慢すれば良いだけだからです。何故なら、多くの「業務用パソコン」の修理はオンサイト方式(その場で修理をしてくれる方式)だからです。当日オンサイトならば、数時間で駆けつけ修理をしてくれます。楽ですし、何よりも事業継続性が高いです。あと、使用されているパーツもチョット良いものを使っていたりしますので、そもそもの故障率も低いのが特徴です。
後は、ハードディスクが壊れたときのためにデータのバックアップを必ずとっておく(データだけは修理できませんので)とか、最低限のことを考えるだけで良いんです。
もちろん、災害時のことを考えると「電源の確保はどうするのか」とか「通信の確保はどうするのか」とか、いろいろありますが、個人商店という規模を考えると出来ることは自ずから限られてきますので、アドバイスを求められたときの答えは決まっています。
個人商店だから何も考えなくて良いではなく、個人商店だからこそ考えなければならないことがあることは忘れてはいけないと思います。弊社と御契約頂いた場合には、そのようなアドバイスも適切に行うことが可能です。一般企業とは異なる民間企業に在籍していたからこそ出来るアドバイスがあります。事業規模に応じた適切なアドバイスも可能です。
少しでも興味が湧きましたら是非お問い合せください。

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