今日は、宮の沢にある「ちえりあ(札幌市生涯学習センター)」で開催された、札幌西税務署主催の青色申告勉強会に行ってきました。 講師は札幌商工会議所の人がメインで行いまして、税務署の担当の方の話もありました。 参加されたのは、平成19年度から青色申告になる届出をした人たちで、何回かに分けて行われている関係上、今日の参加者は30名弱でした。 年代としては50代の方が多かったように思えます。 男性では僕が一番若かったかも… 女性では20代後半から30代前半みたいな感じの方が数名いらっしゃいました。 時間的には2時間程度。
内容的には…
まず税務署の方が話されたのは、備えなければならない帳簿の話を若干と、勉強会とか指導会の意義に関する説明になります。 勉強会とか指導会とかを行うのは、キチンとした帳簿を付けて申告をして欲しいからで、内容を理解していくと節税になるんだという話をしていました。(知らないと経費に含め損ねているものがあったりするそうです) 基本的に自分だけでキチンとした帳簿付けができるようになるまでには2〜3年くらいはかかるのだ、という話をしていました。
そしてメインの商工会議所の方の話。 こちらは複式簿記に関して実技をしながら学んでいくというもので、ひとつは現金出納帳(単式簿記)から仕訳帳(複式簿記)を作り上げていって考え方を理解していくというもの。 もう一つは、振替伝票から総勘定元帳を作成して、貸借対照表とか損益計算書の試算表を作成していくというもの。
僕の場合は既にソフトを使って帳簿付けを行っているので難なくこなせましたが、まだ帳簿を付けたことがないとか、代理で参加したとか言って全然理解できない人もいたり… 時間が短いので、複式簿記とは何ぞやと言うところを省き、考え方だけを単式簿記から複式簿記に転記すると言うことで理解させようとしたみたいですが、左側とか右側とか言っているうちは良かったものの、借方とか貸方とかいう名称になった途端に混乱する人が続出。 左側=借方、右側=貸方なので、左側に書いたものを借方(左側)に持ってきて、右側に書いたものを貸方(右側)に持ってくれば良いだけなのに大混乱。
帳簿付けの指導会を4〜5回やるみたいですけど、内容的にはそっちを1回減らして勉強会を1回増やすか時間を長くするかした方が良いような気がしましたよ。 っていうか、商売始めるにあたって複式簿記の基本中の基本くらいは本を買って勉強しておいて欲しいなぁ〜とか思ったり。 全く判らないのに青色申告の届出を出すのは若干無謀なような気がします。 僕の場合は、本を買って簡単な勉強をしてから開業をしていますからねぇ。 これって普通じゃないのかな?
そそ、税務署的には個人事業とは「個人の全財産を投入して事業を行い、利益を上げて生活費を捻出する」という考え方なのだそうで、開業当初は個人のサイフには個人のお金はないものとして考えるのだそうだ。 まぁ、概念的な話であって現実は違うんですけど、考え方としてはそのように考えるとのこと。 従って、開業当初の元入金は「開業日の全財産」という事に本来はなるそうである。 勉強になるなぁ〜っていうか、開業資金を元入金として扱っていなかったよ…orz
あと、税務署主催なのでキチンと帳簿を付けるという観点に立って、家賃の按分なども按分して事業の方だけ記帳するのではなく、事業の方(支払家賃)と生活の方(事業主貸)の両方を記帳するのだという感じでやっていました。 最終的に合わなくなったからと言って事業主借・事業主貸で調整するのはダメよ〜だそうです。 そこら辺が、売っている本に載っているのとは違うところでしょうか。 売っている本だと、わざわざ生活用のスペース分の家賃は記帳していないですからねぇ。 水道光熱費も同様の考え方だそうで…
まぁ、勉強になったかどうかは別にして、話の内容的には参考にはなりましたねぇ。 これから開業される方は、税務署から案内が来たら、ぜひ参加された方がよいと思います。