弊社では2011年の創業時から事務所を持たず、身軽に動けるような仕組みを考えて構築してきました。何故なのかというと、代表が「時間に縛られるのが嫌い」「長時間じっとするのが苦手」という性格だという事が挙げられます。
そのために、まずは自宅を事務所として固定の拠点としつつ、気分によってカフェやコワーキングスペースなどで仕事をするようにしてきました。ただ、その段階では自宅での仕事がほぼ全てに近いくらい、他の場所で仕事をすることは極めて稀ではありました。しかしながら、自宅故にサーバーを置けるような環境ではないことが幸いし、当初よりSaaS(クラウド)中心で構築してきました。また、通信手段の確保を目的に個人のスマートフォンをデータ無制限プランに変更し、また、デュアルSIM対応スマートフォンを導入した際には、3大キャリアの回線を使えるように回線契約をしてきました。そのおかげで、全道ブラックアウトがあった北海道胆振東部地震の際にも一切事業を停止する事なく継続できていました(仕事部屋は書棚から様々なものが落下して危険な状況になったので、明るくなるまでは寝室のベッドの上で作業しました)
昨年末に自宅のネット回線を従来のCATV(下り120Mbps/上り10Mbps)から光(上下とも10Gbps)に変えた際には、固定電話も従来のISDN(自宅と会社で合わせて3番号)からクラウドPBXに変更して、より災害に強い形にしました。まあ、クラウドPBXにした理由の一つは、ひかり電話ではISDNでできる事ができなくなることが発生するため、止むを得ず代わりになるものを探していたという事情もあります。ただ、結果として自宅(事務所)を経由しない回線構成になったため、災害に強くなりました。
さて、弊社が行っているBCP対策を列挙してみます。
- 端末はMacBookAir(M2)がメインで、検証用にWindows11ProのミニPCを用意
- ウイルス対策(と言うかセキュリティツール)は Sophos XDR (弊社取扱い製品)を導入
- CRMはSalesforce、会計はfreee、電子帳簿保存はInvox(弊社取扱い製品)を利用
- 書類系はGoogleDriveに保存
- スマートフォンは仕事用iPhone(IIJmio タイプD/povo)と個人用iPhone(SoftBank)
- ポケットWi-Fiも一応用意(楽天モバイル)
- 固定電話はVoiceX(弊社取扱い製品)に3番号収容し、スマートフォンで固定電話の番号を使って発着信
- 固定IPアドレスを確保するため どこでもIP を利用
- ウェブサイトとメールはAWS(東京リージョン)に構築。DR用にコールドスタンバイ(大阪リージョン)も確保
- Ankerのモバイルバッテリを2個用意し、一つはパソコンにも給電できる高出力20,000mAのもの
こんな感じです。何らかの形でネット回線を確保できれば何とかなる体制になっています。
こういう体制にしたおかげで、一人でやっていますが旅行もで来ますし、遊びにも行けます。パソコンとスマホ、モバイルバッテリさえ持ち歩けば良い体制ですので。
ちなみに出先で作業するときには作業内容によって作業場所を使い分けています。
- センシティブな情報を扱わないとき → カフェ等で作業することもある
- センシティブな情報を扱うとき → コワーキングスペースをスポットで利用(Station Workのアカウントを持っているので、それで取れる所)
そんな感じですね。
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