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先日書いた記事「情シスさんは自分の行いを見直した方が良いと思います」にも書いたのですが、情報システム担当者は現場や経営者とのコミュニケーションが不十分で評価をされにくく、結果として疎外感を感じているのか「SNSで愚痴る」という人が多いように感じています。また、その影響なのか事業外で話をする経営者の皆さんから「ウチの情シスは使えないんだよ」とか「ウチの情シスはレベルが低い」という言葉を耳にすることが多くなっています。おそらく言われている御本人は気が付いていないでしょうが…

そこには、昨今の「DX化ブーム(ちなみに弊社ではDX化=DX詐欺と定義しています)」や「過剰なセキュリティ対策ブーム(ただただ金をドブに捨てるだけ)」というものを煽っている「セミナー」の存在が経営者に変な知識を植え付け、結果として「経営者が期待する情シス像」と「現実的な情シス」に乖離が生じているのも事実だと思います。しかしながら、特に中小企業に於いては「情シスの知識レベル・実務レベルが低い」というのも現実ではあるかと思いますし、そういう皆様に遭遇することも少なからずあります。

弊社では「経営者の誤って植え付けられた知識の改善」と「情シス担当者の知恵と知識のレベルアップ」を同時に行う「情報システム担当者の再教育」という事業も行っています。

但し、コンタクトを頂く際には特に経営者様にお願いがあります。

こと、IT関係の仕事に従事されている皆さんは繊細な心をお持ちの方が多いです。そのような人達に「レベルが低い」「再教育するぞ」みたいな話をすると心が折れて「即日退職」なんていう最悪の事態を招く恐れもありますので、そう言う話は直接されないで頂けますでしょうか?弊社で行う再教育も「一方的に知識や所作を押し付ける」ような事はせずに「こうした方が物事スムーズに進むようになりますよ?」という提案をしたり「話をしながら欠けているところを埋めていくアイディアを提供する」という感じで進めるので、こちらからの話の全ての選択権は再教育を受ける側に持たせるようにしています。やりたくないことを一方的に押し付けられるのは苦痛ですしね。

弊社としては、経営者の皆さんの思い込みを改善していくと共に、情シス担当者に問題点を改善して頂き、かつ、知識の向上を図って頂くのを目的としています。そうすることで、優秀な人材の確保と意思疎通の改善を同時に図り、本来行うべきセキュリティ対策やDXの推進という「今、目の前にある改革」的な物事を強力に進めて頂き、御社の経営課題の改善を図っていけるのではないかと考えているからです。 

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管理人
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