ここ2〜3年ほど活動が活発になっているのが「ITを知らない業者が中小企業向けに各種システムを販売する」という事案です。

まあ、正直に言えば弊社も(一応)取り扱っている商材なのですが、弊社へも営業メールが多数飛んできます。その営業メールを見ていて気が付いたのですが、もう手当たり次第に全商材を勧めてくるんですね。何故かと言うと、彼等はITに関しては全くの素人ですし、DXという言葉の意味を知らないからなのです。

さて、弊社でも取り扱っている商材である事は書きましたが、では、何故に弊社は手当たり次第に勧めるような事をしないかというと...

「言われるがままに導入したら現場の業務が逆に増えてしまう」

からなのです。

これでは導入した意味がありませんよね?なので、弊社では充分に吟味・検証をした上で「本当にお勧めできるもの」のみを紹介するようにしています。

単なるIT化であれば手当たり次第にシステムを導入すれば良いでしょうし、なんならWordやExcelでデータを管理するだけで充分なのです。でも、それでは紙がデータになっただけですし、例えば見積〜受注〜請求〜入金までの各ポイントでは別々のシステムに手打ちで入力しなければならなかったり、別々のExcelのファイルを開かなければならなかったりという手間が掛かります。場合によっては紙に印刷して目視で手入力という状態が発生するかもしれません。

それならIT化しないで最初から紙でやった方が楽だよね?っていう事態も発生してしまいます。

DXとはそこをシステム間連携で(半)自動でデータを流し込みましょう。そうする事で業務負担の軽減をしましょうというのが主目的です。ところが言われるがままに何も考えずにシステム導入していくとシステム間連携が出来なかったり、出来たとしても膨大な改修費が掛かったりしてしまいます。それでは意味がないですよね?

弊社では可能な限り社内で使ってみる事でシステム間連携が上手く行き、かつ、安価で導入可能なシステムである事を確認した上で中小企業の皆様に提供したいと考えています。なので、先に挙げたような業者と同じ商材を扱っていても当サイトには掲載されていないのです。現状、先に挙げたような業者とは別の商材を取り扱う可能性も含めて、全ての可能性を一切排除せずに検討をしているところであります。

ご期待下さい。