事業継続計画(BCP)のセミナーなんかに参加すると、必ずと言って良いほど言われるのが「自社にサーバーを置かず、クラウドの導入を!」っていう話。確かに、自社のエリアが災害にあったりした場合には、データ保全を考えるとクラウドを導入して自社エリア以外にデータを持つのは選択肢の一つとしては悪くない話です。
しかしながら、意外と想定から漏れている部分があったりします。
それは、例えばクラウドが置かれているエリア(最近の多くのサービスはクラウドと言いながらデータ分散していないことが多い)が災害にあった場合はどうなるでしょうか?例えば自社のエリアが災害にあって通信手段が確保出来なくなった場合はどうなるでしょうか?意外と重要なのですが、考慮されてないケースが多いのも事実です。
もっと根本的な話をしましょう。
クラウドのサービスが停止してしまったら?これって、全然考えられていないと思いますが、クラウドサービス(SaaSと呼ばれる類のもの)はベンチャー企業が行っていたりするのが多かったりします。そうすると、その企業の事業継続性を冷静に判断しないと、クラウド上に築き上げたデータが一瞬にしてアクセス出来なくなる事態も発生しないとは限りません。これは事業継続計画(BCP)以前の問題なのですが、本当に考えられていないことが多いです。しかしながら、自社の事業継続性に大きく影響しますので、必ず考えなければならないことの一つだといって良いでしょう。
さて、コンサルタントに入ってもらっている企業様も多いと思いますが、御社に入っているコンサルタントの方は、このような視点で物事を考えて頂けていますでしょうか?考えて頂けていれば「ラッキー」ですが、殆どのコンサルタントは考えていないのが実情です。クラウド化を強く勧めるコンサルタントがいらっしゃる場合には、先のような視点の質問をしてみたらよいと思います。回答出来ずに無理強いをされる方ならば、必ず裏でクラウドサービスの会社からお金が入る仕組みになっていると考えた方が良いかと思います。そのようなコンサルタントは自分のことしか考えていません。御社のことなんか真剣に考えていません。
さて、答えは出ましたね?
弊社は、公正中立の立場でサービスを推奨させて頂きます。もちろん、御客様の視点に立って、御客様の事業継続性をコストとのバランスを考えた上で最大化させて頂きます。その選択肢には、必ずしもクラウドありきではない選択肢も御用意させて頂くこともあるでしょう。御客様にとって、何が一番大切なのかを考えた上で御提案させて頂きます。コンタクトはお問い合せフォームからお願い致します。
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