何の話かというと、パソコンの液晶ディスプレイの話です。
多くの場合、パソコン本体と液晶ディスプレイの間はアナログRGB(青色のコネクタが付いたケーブルで、15本のピンが3段になって付いているヤツ)を使って接続していると思います。 また、コスト削減のために本体側にアナログRGBのコネクタしか付いていないケースもあります。
しかしながら、良く考えてみて下さい。 パソコン本体内部での画像はデジタル信号で扱われています。 そして、液晶ディスプレイの内部でも画像はデジタル信号で扱われています。 これをアナログRGBで接続すると言うことは、デジタル信号を一度アナログ信号に変換してから再度デジタル信号に変換して表示していることになります。 この間に信号は劣化してしまいますし、液晶ディスプレイ側での調整が必要になります。
その為、アナログRGBで接続した場合は、せっかく液晶ディスプレイを使っても画像がぼやけた感じになったりして、目に良くありません。 液晶ディスプレイは疲れにくいといわれますが、それなのに眼精疲労を感じる場合はアナログRGBによる接続のせいだと思って間違いないでしょう。
そこで、オススメなのはデジタル接続と言うことになります。 DVI-Dという接続方式を使うと、パソコン本体と液晶ディスプレイの間もデジタル信号のまま接続されますので、一切信号の変換は発生しません。 従って、非常にクリアな画像となり、眼精疲労の軽減にもなります。 もちろん、ディスプレイ側での調整は一切不要です。
働く人の健康を考えると、一番良い接続方式だと言うことが出来ます。 眼精疲労が低減されれば、肩凝りなども発生しにくくなり、身体全体の疲労も軽減されます。 コスト高であることは間違いのないところではあるのですが、せいぜい5千円程度のコストアップで済みます。 働く人の健康を第一に考えるなら、決して高くはないと思うのですが、いかがでしょうか?
あとはできるだけ大きな画面を使うこともオススメしたいと思います。 一般的に企業などで使うディスプレイは、未だに14〜15インチが主流になっていると思います。 しかしながら、ワープロ文書を作ったり表計算ソフトを使う場合には出来るだけ広い画面が求められます。 ここでオススメなのは19インチのディスプレイとなります。 最近はワイド画面も流行りになっていますが、企業で使う場合には特に必要はないでしょう。 ワイドではないノーマルな画面の19インチサイズだと、解像度も高くなるので画面を広く使えますし、文字も比較的大きく表示されるので疲労も軽減されます。
いかがでしょうか?
働く人の健康のために、19インチサイズの液晶ディスプレイにDVI-Dという接続方式を用いることで、鬼に金棒です。 ちなみに、液晶ディスプレイの画面を回転させることができるものもありますが、その場合、縦長にするとA4サイズがほぼピッタリ入るのが19インチサイズの特徴でもあります。 是非一度、ご検討下さい。
当事務所オススメのチョットしたお話でした。
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